キシリトール&
リカルデント

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キシリトール&
リカルデント

キシリトールの特徴と効果

キシリトールの特徴と効果

キシリトールは甘味料の一種で、甘い味がするにもかかわらず、むし歯の原因とはなりません。一般的な糖分と違い、むし歯菌がキシリトールから酸を作り出すことができないためです。さらに、キシリトールには以下の効果があります。

むし歯の原因とされる酸の生成を抑える働きが期待されます。
また、唾液の分泌をサポートすることで、口腔内を清潔に保ち、再石灰化を促す環境づくりに役立ちます。

リカルデントの特徴と効果

リカルデントは、味や匂いがほとんどない物質です。主な効果は以下の通りです。

歯の再石灰化を促進する(キシリトールよりも効果が高い)
歯を溶かす原因となる酸から歯を守る

リカルデントは歯のエナメル質にミネラルを取り戻す再石灰化効果が高く、むし歯に強い丈夫な歯を作ることができます。

日常的な使用の重要性

キシリトールやリカルデントの効果は即座に現れるものではありません。効果を得るためには、1日数回、毎日の習慣として摂取することが重要です。ただし、これらの物質だけでむし歯を完全に予防できるわけではありません。毎日の歯みがきも非常に重要で、フッ素入りの歯みがき剤と併用すると効果的です。

歯科医院で提供されるガムやタブレット

歯科医院で提供されるガムやタブレットは、一般に販売されているものよりもキシリトールなどの含有量が多くなっています。詳細については、歯科医院のスタッフに尋ねることをお勧めします。
キシリトールとリカルデントを日常的に使用することで、歯の健康維持に大きく貢献できます。ただし、これらは歯の健康を支援するツールの一つに過ぎません。適切な歯みがきや定期的な歯科検診と組み合わせることで、最大の効果を得ることができます。

伊藤歯科クリニックが考える
キシリトールとリカルデントについて

伊藤歯科クリニックが考えるキシリトールとリカルデントについて

キシリトールとリカルデントは、どちらも歯を守るのに役立ちます。
しかし、これらを使うだけでは十分ではありません。毎日の歯みがきと定期的な歯科検診が大切です。
当院では、患者さんの状態に合わせて、最適な使い方をお伝えしています。

キシリトールについて

キシリトールの働き

キシリトールは、むし歯の原因となる菌を減らす効果があります。特に、ミュータンスレンサ球菌という菌に対して強く働きます。キシリトールを使い続けると、むし歯を作りやすい菌が少なくなり、むし歯になりにくくなります。

キシリトールの使い方

むし歯になりやすい方には、食後にキシリトールガムを噛むことをお勧めしています。ガムを噛むと唾液がたくさん出て、口の中がきれいになります。また、歯を強くする効果もあります。ただし、キシリトールだけでむし歯を直すことはできません。

リカルデントについて

リカルデントは、牛乳由来の成分を使用しており、口腔内で利用しやすい形でカルシウムを供給することが期待されます。
ただし、牛乳アレルギーのある方は使用をお控えください。

072-663-1188