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歯垢(プラーク)の染色&歯ブラシの選び方+ブラッシング指導
歯垢を見える化することで、みがき残しをしりましょう
自分の歯のどこにみがき残しが多いかを見える化
歯垢は歯と同じ白色のため、専門家でも詳細な観察なしでは発見が困難です。
当院では、赤色の染色液を使用して歯垢を染め出します。これにより、日常のブラッシングで見落としがちな部分やみがき残しの多い箇所が一目で分かるようになります。
歯垢(プラーク)の染色は子供の学校検診でおなじみですが、大人にも非常に有効です。みがき残しの確認やブラッシング技術の向上に役立ち、日々のケアへの意識を高めます。
適切な歯ブラシの選択
市場にはさまざまな種類の歯ブラシがありますが、一般的に使いやすいとされるものには特徴があります。
- 毛先が平らなもの
- 毛の硬さが普通のもの(歯茎に炎症がある場合は柔らかめ)
- ブラシ部分が小さめのもの
- 持ち手がまっすぐなもの
補助的清掃用具も活用しましょう
歯ブラシだけでは取り除けない歯間の汚れに対しては、デンタルフロスや歯間ブラシが効果的です。
これらの使用方法も、当院でのブラッシング指導でご説明いたします。
電動歯ブラシについて
もともと高齢者や手が不自由な方のために設計されましたが、全ての人に適しています。
ただし、みがき方が重要であり、歯ブラシの当て方や時間を適切に管理する必要があります。
注意点として、コストが高いことが挙げられます。
ウォーターピックについて
水流で口腔内を清掃する器具で、デンタルフロスや歯間ブラシと同様にサブ的に使用します。
歯ブラシの交換頻度
理想的には1ヶ月に1回の交換をおすすめします。
古い歯ブラシには細菌の蓄積による不衛生や、毛先の開きによる清掃効果の低下といった問題があります。
定期的な交換で、より効果的な虫歯・歯周病予防が可能になります。
ブラッシングの基本テクニック
- 1箇所を20回以上みがく
- 歯ブラシを歯に対してやや斜めに当て、歯と歯の間に毛先が入るようにする
- 歯と歯茎の境目に毛先をしっかり当てる
- 軽い力でみがく
- 5~10mm幅で小刻みに動かし、1本ずつ丁寧にみがく
歯みがき剤について
歯みがき粉の使い方
歯みがき粉をつけずにみがくことで、歯垢の残りを舌で感じ取りやすくなります。最後に少量の歯みがき粉を使用して仕上げるのが効果的です。
歯みがき剤の選択
フッ素配合の歯みがき剤をおすすめしています。
フッ素には歯の再石灰化を促進し、歯質を強化する効果があります。
患者さんお一人ひとりの口腔状態や生活習慣に合わせた
最適なブラッシング方法があります
伊藤歯科クリニックでは、患者さんお一人ひとりの口腔状態や生活習慣に合わせた最適なブラッシング方法をご提案いたします。
「定期的なケア」を受けることで、日々のオーラルケアの質を向上させ、口腔健康の維持・増進につなげることができます。
歯の予防のことなら当院にご相談ください